銅版画

輝くお日さまの光を浴びて
成長した木や草花の
イキイキした濃い空気、深呼吸
活動の前に深呼吸
木のパワーで、力をつけるよ
＊2022

泉のわきでる水の音色をいつも一緒に楽しんでるよ、やすらぎの音色 
＊2022

砂浜から海に突き出す桟橋は船着場
潮が満ちると波をかぶり
木の板橋はお日様の光でキラキラと光る
潮風が気持ちいいね、波模様も美しい
並んだ電灯が灯る夜に
桟橋を渡りながらその灯りを浴びたいね
＊2021

小さな花びら集まってひとつの花を形どる　
様々な菊 錦に織り成し、杯に施す
あでやかな花の色かたち　
いつの時代も祝いの意匠に施され　
青空の雲も願いを込めて菊文様
＊2021

さわやかな春の風　
風が運ぶ優しい香りは、鈴蘭の花の香り　
蒼い山とわた雲の間を流れる微かな音色　
それは白い小さな花が奏でる旋律なのかな
＊2021

私は赤い薔薇がいいな、私は白い薔薇がいいなって　
ふたつの気持ちを込めて贈るよ
白と赤の薔薇のブーケ　
白い雲がその日を祝ってくれるから　束ねるリボンは赤にして
白い薔薇と赤い薔薇のブーケを、心を込めて贈ったよ
＊2021

小さな花を組み合わせ アクセサリーを作る夢見る
宝石のような青い花びら　集めて組むともっと輝き
雲にも青が映ってるいるよう　
夢見て作る　青い勿忘草の花のピアス
＊2021

かすみ草の花が白く咲く向こうがわ
小鳥さんが2羽見えた
ふわっと浮かぶ雲も白く霞んで
レースのような白い花柄
透けて見えた羽色は萌黄色
＊2021

白い菊　丸く和をもち、にこやかに微笑むよう
赤い菊　広がる輪をもち、華やかに打ち上げ花火のよう
紅白の祝い菊から眺める空は
碧玉の色どりで、喜び重ねるわた雲浮かぶ　
＊2021

白い二枚貝の貝殻を、砂浜で、見つけたよ
貝殻に、紅い珊瑚の色模様
見惚れていたら、波の音色が聞こえて来たよ
耳を澄ませて音色を楽しむ

波の音色はだんだんと、貝が海にいた頃の、思い出話に変わっていった
白い珊瑚は海の青を際立たせ、紅い珊瑚は宝石をちりばめたように紅く輝く
色とりどりの魚が集まり、透きとおる翠の海藻、波にゆらめく
そんな海は、虹色のとても素敵な世界だった

白い色の二枚貝、紅い珊瑚の色模様を身につけて
虹色の海の世界、楽しい日々
貝殻となった今でも美しく、砂浜に立ち寄るみんなに聞かせるよ
海の中にいた頃の、お話を
海の中には虹色の素晴らしい世界があるよと聞かせるよ

海風がさっと吹いたら、お話の声はもとの波の音色に変わったよ
夢の中の出来事だったのかな

＊2017

早春は、なずな、菜の花咲き始め　
だんだんと、あたたかな里山となる
れんげの蜜が甘く香る、春の田は
まもなく、水の鏡の田となり、キラキラときらめき眩い
青い稲、ますます青い雨模様

通り過ぎると、待ちに待った夏が来る
夏草の陰に隠れる白い笹百合たなびくと
ほのかな夏の香りがするよ
軒下に吊るしたガラスの風鈴が、チリンと鳴れば涼しい縁側

庭先の青紫の星の花は、桔梗の花
ふくらむつぼみは紙風船のよう
風に吹かれて飛ぶこともなく、咲く音ポンと鳴るのかな
川のせせらぎ聴きたくて、橋を渡れば秋の夕暮れ

帰る野道の山寺の夕べを知らせる鐘の音なのか
りんどうの、青い花の鐘の音なのか
日が暮れて、お月さまがぴかぴかと夜を照らし始めると
大待宵草うれしそう

奥山はやがて白い雪景色、霜降る田んぼで霜踏み遊ぶ
白いお味噌の香りが漂い、あたたかくやすらぐよ
冬の夜空は星がいっぱい、明るく輝き、流れてみたり、
賑やかすぎて、楽しいひと時

おきつもの、その日々とその景色
錦の都に憧れて、山を越えて行くけれど
いつの日か、また、訪れるまで　

＊2018

選ばれた植物達はいにしえの
魔法にかけられ姿を変えた
その魅力と未知なる力は
私たちの心と体に　浸透していく
時代の魔法にかけられ続けて
密やかに、浸透していく
＊2019

青々とした葉、やすらぐ香りの松の木で、健やかな長寿を願う　＊2017

色とりどりに咲く春の花の野原で、小道をお散歩してからひと休み、のんびりと安らぐね　＊2017

海の近くの夏の山。お花がいっぱいの夏の山を海の風、波音を感じながら空から眺めているよ　＊2017

詩画集の詩画。日が暮れて、大待宵草花ひらく　どこも暗い影ばかり、黒い小鳥さんが見つからないよ　と、さがしているのは朱色の小鳥…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ ”黒い小鳥のかくれんぼ”より～　＊2014

詩画集の詩画。桔梗の花咲く秋の里　青紫の花びらは五つに広がり、お星さまを形どる　連なる星の花影に ひっそりかくれた、青い小鳥…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ ”青い小鳥のかくれんぼ”より～　＊2015

詩画集の詩画。たんぽぽ咲いたよ、かくれんぼ　黄色いお花が、ここにも、そこにも、あちらにも黄色い小鳥さん、どこかしら…（この続きは詩画集にて）～色々小鳥のかくれんぼ ”黄色い小鳥のかくれんぼ”より～＊2013

詩画集の詩画。青い泉のほとりでは、赤い小鳥がさがしているよ、さがしているのは青い小鳥…（この続きは、詩画作品にて）
～色々小鳥のかくれんぼ ”青い小鳥のかくれんぼ”より～＊2012

詩画集の詩画。春の山里訪れて、紅むらさき色にたなびいた、れんげ畑を思い出す、蜜香る花畑、紅むらさき色した小鳥さんが…（続きは詩画集で）
～色々小鳥のかくれんぼ ”紅むらさき色した小鳥のかくれんぼ”より～　＊2016

春の山里訪れて、紅むらさき色にたなびいた、れんげ畑を思い出す、蜜香る花畑、紅むらさき色した小鳥さんが…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ ”紅むらさき色した小鳥のかくれんぼ”より～　＊2016

薄い緑の小鳥がね、かくれんぼ。なずなの花咲く小径には、たくさんの薄緑のなずなの実　 そのかげにかくれているのは 薄緑の小鳥さん…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ ”薄緑の小鳥のかくれんぼ”より～　＊2016

桔梗の花咲く秋の里　青紫の花びらは五つに広がり、お星さまを形どる　連なる星の花影に ひっそりかくれた、青い小鳥…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ ”青い小鳥のかくれんぼ”より～　＊2015

詩画集の詩画。桜の花がいっぱい咲いたよ 薄紅色した小鳥さん、早く早くと、あわてて花の蜜をすいに行った…（この続きは詩画集にて）～色々小鳥のかくれんぼ”薄紅色した小鳥のかくれんぼ”～　＊2015

いくつもの山を越えてたどり着く、奥深い山里は、その身を隠して、羽伸ばす、とても心地のよいところ 清らかな川はその想いを流し、奥山がその声をさえぎってくれる…（続きは詩画集で）～色々小鳥のかくれんぼ 白い小鳥のかくれんぼより～　＊2015

急ぎ足で照りつける 夏の朝のお日さまに 追いつけ、追いつけ、次々開くよ、小さなパラソル、朝顔パラソル。涼しい青は、青い小鳥のお気に入り　黄色い小鳥がさがしているよ　～色々小鳥のかくれんぼ ”青い小鳥のかくれんぼ”より～＊2013

桜の花がいっぱい咲いたよ 薄紅色した小鳥さん、早く早くと、あわてて花の蜜をすいに行った…（この続きは詩画集にて）～色々小鳥のかくれんぼ ”薄紅色した小鳥のかくれんぼ”より～＊2013

たんぽぽ咲いたよ、かくれんぼ　黄色いお花が、ここにも、そこにも、あちらにも黄色い小鳥さん、どこかしら…（この続きは詩画集にて）～色々小鳥のかくれんぼ ”黄色い小鳥のかくれんぼ”より～＊2013

青い泉のほとりでは、赤い小鳥がさがしているよ、さがしているのは青い小鳥…（この続きは、詩画作品にて）～色々小鳥のかくれんぼ ”青い小鳥のかくれんぼ”より～＊2012

花咲き誇る梅の木に、一緒にとまってふと見上げてみれば、おひさまの光がポカポカ暖かく、ふわっと流れた やさしい風は 春の香りがしたよ。うれしいな春が来たよ＊2012

水仙の花が咲いたから、一緒に見にいったよ。そしたらね、雪がちらちら降ってきた。まだ寒いね＊2012

朱に染まる秋の風情を楽しんでいたら、大輪の菊の花に誘われて、月が浮かれて姿をあらわす＊2011

菊の花の宴のあと、深まる夜を月明かりのもとくつろぐ＊2011

貝殻を集めて、うす茶色の小鳥さんが、海辺にクリスマスツリーをたてたよ、波にさらわれないようにね＊2011

黄色い小鳥さん、春の“たんぽぽ”を集めて、クリスマスツリーをつくるのを夢見ているよ＊2011

白い小鳥さんが　“白いゆり”でクリスマスツリーをつくりました。素敵な香りがするね＊2011

愛する人に「愛してます」と言ってみよう＊2011

雪がしんしん降ってきたよ、てぶくろの中から見えるかな。雪は素敵な冬のお花＊2010

あったかいお茶の時間　ほかほか、あったかいね＊2010

浜辺にはどんな貝がらあるかしら　さがしてみようねお気に入りの貝がらを
＊2010